匍匐

どうやら世間一般の皆様はほふく前進についてあまりご存じないようです。

ほふく前進は実に5種類ものタイプが存在するのです。



その1


これが一番速いタイプのほふく前進になります。
手を突いて、ひざでカサカサ移動します。

中腰で走ったほうがずっとマシなレベルのあまり実用性のないほふく前進です。



その2


スピード、実用性、体力消耗、全てにおいてバランスの取れたタイプのほふく前進です。これを極めると傍目から見てゴキブリにしか見えません。
速い=気持ち悪いが実感できます。


その3

その2と比べて何が違うのかと言うと、手首ではなくヒジで移動します。その2より若干遅くなりますが、その分姿勢が低くなります。


その4


いよいよ一般的なほふく前進になりました。
両手で銃を持ち、左右交互に手足を動かし前進します。

これは本当に隠れなければいけない際に使います。


その5


これは一番遅いかわりに姿勢が低いほふく前進になります。
どうやって進むのかと言うと、手で草をつかみ、足首をひょこっと動かして10センチずつ進みます。
もはや悟りの境地です。


私の一番のおすすめはその3の第三ほふくです。
非常にバランスが良く、低い姿勢が魅力です。
ただし20メートルが限界です。疲れます。