海と言えば思い出す名曲集

まずはこれでしょう。


加山雄三

海その愛


若大将こと加山雄三の名曲ですね。
ついついホロリときてしまう懐かしさですね!

スズキのスティンガージェットという、
ジェットスキーの大型版で海を暴走してた日々が懐かしいです、

同じ加山雄三の曲としてはこちらも大好きです!


こちらは井上陽水など、カバー曲が多く出されてますので
若い方もご存知なのではないでしょうか。

心に染み渡る名曲ですね!






続いてはこちら。


鳥羽一郎

兄弟船

歌詞に思わずグッときてしまいますね!
最近のシャカシャカした音楽とは違いますね!





続いては、直接海とは関係ないのですが、
出港前には私がよく聞いていた曲です。

石原裕次郎

ブランデーグラス

おじさんにはたまらない1曲ですね!

ハスキーなトーンがたまらないですね。


昭和の大スターなんて表現もされてますけど、
平成となり20年以上たった今でも
彼ほどの影響力のある大スターは出てきませんねえ…。


ついでですの裕次郎をもう2本ほど。

銀座の恋の物語

夜霧よ今夜もありがとう

いやーたまらないっすね!



音響そろえたら全部まとめて買って来ようかな・・・。



                                                                                                                              • -

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お部屋改造計画

先日、ある友人の家にお邪魔したところ
まるでモデルルームのようなお部屋になっていました。


おされ!!



1秒で感化された私は、次の日すべての家具を捨てて
何年被りに渋谷に出て、家具を色々揃えてきました。

8割くらいの完成品はこちら↓




家具は基本的にブラックでシックに揃えて、
カーペットをアイボリーにしました。



とにかく生活観を無くしたかったので、
余計なケーブルは一切なくすために
キーボードとマウスもワイヤレスです。




ドアラなどのぬいぐるみはとりあえず置いてみましたが
撤去するかもしれません。




テレビは40インチを買ったので、戦争だって大迫力です↓





あとはカーテンとソファと照明と音響ですね。


カーテンとソファは近いうちに揃えますが、
照明と音響はじっくり選んでいきたいと思います。

匍匐

どうやら世間一般の皆様はほふく前進についてあまりご存じないようです。

ほふく前進は実に5種類ものタイプが存在するのです。



その1


これが一番速いタイプのほふく前進になります。
手を突いて、ひざでカサカサ移動します。

中腰で走ったほうがずっとマシなレベルのあまり実用性のないほふく前進です。



その2


スピード、実用性、体力消耗、全てにおいてバランスの取れたタイプのほふく前進です。これを極めると傍目から見てゴキブリにしか見えません。
速い=気持ち悪いが実感できます。


その3

その2と比べて何が違うのかと言うと、手首ではなくヒジで移動します。その2より若干遅くなりますが、その分姿勢が低くなります。


その4


いよいよ一般的なほふく前進になりました。
両手で銃を持ち、左右交互に手足を動かし前進します。

これは本当に隠れなければいけない際に使います。


その5


これは一番遅いかわりに姿勢が低いほふく前進になります。
どうやって進むのかと言うと、手で草をつかみ、足首をひょこっと動かして10センチずつ進みます。
もはや悟りの境地です。


私の一番のおすすめはその3の第三ほふくです。
非常にバランスが良く、低い姿勢が魅力です。
ただし20メートルが限界です。疲れます。

トローリング講座

近海におけるトローリングに関して説明が丁寧ではなかったので
改めて細かく解説していこうかと思います。


まず、基本から。

トローリングとは、引き釣りです。
船を低速で動かしながら仕掛けを流します。

船によりますが、基本エンジンの回転数で速度を合わせますね。
人が軽くジョギングするくらいの速さなので、結構速いです。


色々と釣り方にも種類があるのですが、私がよく行っていた手法を解説します。


まず、釣りと言えばロッド(釣りざお)ですが、一般的なロッドとは少し違います。
何が違うのかと言うと、竿は釣りに直接関係しないのです。


ちょうどうちの船と同型の写真を見つけました。
これを元に解説しましょう。


キャビンの横側から上のほうに2本、黒いロッドが伸びているのがご確認頂けますでしょうか?

これがトローリングロッドです。

航行時はこの状態ですが、トローリング時はこのロッドが横に倒れます。


そこから仕掛けを流すわけです。
イメージとしてはこんな感じです。

↓上から見た図


さて、具体的な仕掛けです。


図にヒコーキ、潜行板とあまり見慣れない言葉が並んでますね。
これらは仕掛けの一種なのです。


かなり事細かく解説しますので長いですががんばってください。

まず、ヒコーキ

ヒコーキは仕掛けを水面上に流す役割を果たします。

赤い物体に羽がついてますね。
これのおかげでヒコーキが水面上を這うように引っ張られるわけです。

結構バシャバシャでしてます。



トローリングロッド(アウトリガー)からヒコーキまではナイロン製のロープを使います。

まんまロープです。


こんなんで魚釣れるの?と思われるかもしれませんが、仕掛けはヒコーキから先ですので。

そして注目の仕掛けですが、ここは釣り師のこだわりの所です。

鉛付のテグスを数メートル付けます。
その先に針と疑似餌を付けます。

疑似餌ですが、もっともポピュラーなのはタコベイトと言われるルアーです。



まぁシーズンや魚種によってもだいぶ違うのですが、
これでマグロ、カツオ、サバ、シイラ、イナダ(ブリ)あたりは全部釣れます。



また、ヒコーキと同じ位置につける仕掛けで、潜行板というものがあります。


これあヒコーキとは対照的に、水中に「潜行」します。
形状を良く見て頂けるとご想像いただけるかと思いますが、
これ物凄い勢いで水中に潜ります。

大体5メートルくらい潜ったところを引っ張ります。

まぁ普通に考えたら水深100メートルのところでトローリングをするのに
たった5メートルかなんて思ってしまいますね。


仕掛けに関してはこんなところです。



では、実際にどのように釣りをするのか解説しましょう。


まず、ヒコーキから。

またこのしょぼい図を利用します。

トローリングロッドからヒコーキに至るまで、ロープが2本ありますよね。

これは何故かと言うと、魚が掛かったときにはロッドのロープを手繰るのではなくて、船に直接縛り付けたロープを手繰るからなのです。

ここが少しイメージし辛いかな?と思います。





では実際にシミュレートしながらイメージしてみましょう。

貴方は今、大海原にいます。
今日の釣りの相方はT君です。

貴方は釣り全般、T君は操縦を担当します。


午前7時 天気は若干薄曇り。

茨城県大津港沖20キロ 水深80メートル 水温23度

常磐共同火力発電所も遠くに見えています。



今日は群れに当たるといいなぁ〜。
そんな思いに耽りながらふと東の海に目をやると…



鳥山です!カモメが盛んに鳴いています。

準備中の仕掛けを中断し、アクセル全開で鳥山に向かいます。


近くまで来てみるとかなりの規模ですね。


いそいそと仕掛けを下ろし、相方のT君に操縦を任せます。

貴方「魚探に何か移ってるか?」

そう、漁においては必須アイテムである魚探を確認します。


T君「水面にイワシの群れ、30から60にマグロの反応」

表面の緑色の反応はイワシ、濃い赤がマグロになります。
まぁ普通こんな大きな反応はないですけどね。
もう少しまばらですね。

下の真っ赤なのは海底です。

水面は若干波長が被るのであまり綺麗には写りませんが、
まぁそこはT君の経験がものをいうわけです。

あと、サバなんかは黄色から緑色の反応になります。
魚によっても多少違うのですね。


貴方「よし、1400回転で航行しろ。仕掛けはヒコーキ2本、潜行板2本でいく」

仕掛けを流した次の瞬間、T君が叫びます。



T君「右のヒコーキ掛かった!」

さすが百戦錬磨のT君、貴方より早くアタリに気づいたようです。

では、どうして気づいたのでしょうか。

水面のヒコーキの動きが若干違ったのです。
水しぶきがいつもより激しく、ロッドも若干しなっていました。


慌てて貴方はロープを手繰り始めます。
ダメです。慌てては。落ち着きが肝心です。


T君「アイドリングまで落とします。」

T君がエンジンの回転数を落としました。
アイドリングだと人が歩くくらいの速度まで落ちます。

そのぶん、貴方がロープを手繰ることによりそのスピードを維持し、魚が仕掛けから外れないようにするわけです。


さあ、ロープをたぐってください!

ヒコーキが目の前まで迫ってきました。

T君「エンジン中立」

プロペラを止め、最終段階に迫ります。

ヒコーキを船上に上げ、いよいよ見えてきたのは…

メジマグロの魚影です。
最後のひと踏ん張り、力を振り絞って魚を引き上げます!

やりました!ついに念願のメジゲットです!


おめでとう!


と喜びに浸ろうとするとT君が叫びます。

T君「何やってんの。早く仕掛け流して!魚はクーラー入れて!」

そりゃそうです。
鳥山が目の前にあって今は入れ食い状態です。
喜んでる暇なんてありません。状況は戦場なのですよ。


15分ほどで鳥山はおさまり、12本のメジをゲットしました



ふぅー疲れましたね。
実際15メートル以上あるロープを引っ張ったり戻したりするのは
かなりの力仕事なのです。

マグロもかなり引っ張りますからね。



その後もちらほらソーダガツオやシイラなどがポツポツ釣れるも、
時間も12時と良い時間帯となってきたので引き上げます。



釣りの楽しみは釣るだけでは終わりません。

そう、食べてこその終わりです。



さっそく自宅に引き返した貴方とT君。

T君がクーラーからメジを取り出し、刺身に捌きます。



わさびをたっぷりつけて…うまい!

疲れが一気に吹き飛ぶ瞬間です。


朝釣ってその場で絞めて、夜、食す魚ほど美味しいものはありません。

ぜひぜひこれを機にみんなで船を買いましょう!