番外編

なんとなく歯車を修理することになりました。

で、なおりました。

画質悪くてごめんなさい。
4世代くらい前の機種なんです。
ごめんなさい。



では私の奮闘記を、手順を追ってご紹介。


1.
グリスまみれのギアをきれいきれいにする。
ギアのヤマのうち、2箇所がほぼ消えてなくなっているのが確認できますでしょうか?
相当な圧力がかかったようですね。
しかもうち1つは面倒なことに、変形して潰れているので、ココは削らないといけませんね。
カッターでガリガリ削りました。



2.
こいつが今回の主役、プラリペアくんです。プレジャーボートの船体にも使えるとのことで、かなりの強度が期待できそうです。実際、FRP樹脂を噛ませれば相当な強度になりそうですね。



3.
まずは型取りです。破損していない部分をベースに作成します。
熱湯で溶かして何度でも使えるみたいです。何とか一度で良い感じの型ができました。



4.
ではさっそくプラスチックを流し込んでいきます。
普通試しで安全なところでやってみるものですが、私結構適当です。
適当が良い方向にむかうことが多いです。

というのは半分冗談ですが、なかなか良い感じになってきました。
まずは1本だけ、作ってみる感じですね。
半透明のプラスチックがひとつできているのを確認できますでしょうか?



5.
その勢いでもう1本も作ってみました。
20分程度放置して、固まるのを待ちます。



6.
いよいよ型をはずします。
どっきどきな瞬間ですね!

くっついてなかったらどーしよー。
経費で買ったのになおんなかったらどーしよー。
アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
こんな心境です。

ネタにもなんなくて金も使って何考えてんの?
という天の声が聞こえてきそうです。

おそるおそるはずしてみると…

見事にくっついておりました。

うん、強度もいいかんじ。



6.
多少余裕を残して整形します。
実際に本体にまた取り付けるまでは何があるか分かりませんからね。

あまりに余裕を持たせて別のパーツに負荷がかかると良くないので、実際に取り付けるときは慎重に取りかからねばなりません。

で、これが整形後のギアです。

多少大きめにカットしたのですが、なかなか良い感じに仕上がったのではないでしょうか?


あとは実際に動けばばっちりですね。

動いてくれ〜。